「次のお休みはどこに行こうか?」
そんな会話から始まった今回の夫婦旅。選んだのは、沖縄本島から橋で渡れる美しい島、瀬底島です。
那覇空港から車を走らせること約1時間半。目に飛び込んできたのは、エメラルドグリーンの海を背景に佇む洗練された建物。今回の私たちのお宿、「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」に到着です。
今回の旅のテーマは、「頑張らない、ゆったりとした大人の休日」。ヒルトン瀬底リゾートでの滞在を中心に、沖縄の美しい自然と美味しい地元グルメを無理なく楽しむ2泊3日の旅をご紹介します。
【私たちの旅の概要】
- 宿泊: ヒルトン沖縄瀬底リゾート(2泊)
- 移動: レンタカー利用
- 旅の目的: 贅沢なホテルステイ、絶景鑑賞、地元グルメ堪能
- 旅のスタイル: ゆったり、落ち着いたペースで
ホテルステイを中心に楽しむ大人の沖縄旅
初日の天気は残念ながら雨模様でしたが、温かい雰囲気で迎えてくれたヒルトン沖縄瀬底リゾート。
今回は、普段支払いで「アメックスカード」を利用しているので「アメックストラベルオンライン」を経由して2連泊以上の宿泊予約で受けられるプログラム「ザ・ホテル・コレクション」を利用。
「100ドルクレジット」「お部屋のグレードアップ」「駐車場無料」の特典を受けることができました。宿泊費は、アメックスのポイントとキャッシュを組み合わせて(14440ポイント + 58800円)でお得に宿泊することができました。
全室オーシャンビューという贅沢な造りも、このホテルを選んだ理由の一つ。
なんと、今回は「通常客室」から「デラックスルーム」へグレードアップ!
予約時にキングサイズベッドを予約していましたが、セミダブルを2台くっつけた超巨大なベッドに!思わず二人で楽しくゴロゴロしてしまいました。私たちがアサインされたのは8階の1810号室でした。窓を開けると広がる、抜けるような青い空と海のコントラストに、思わず「わぁ!」と声が漏れます。
写真は、3日目の景色です…。

お部屋は広々としており、寛ぎの空間が広がります。
ここからは、女性目線の感想です。
アメニティは必要最低限、化粧水などは持参が必要とのこと。お部屋用の、簡易的なスリッパはありましたがサンダルがないのも、要注意。バスローブは、エグゼクティブルーム以上からつくようで、ちょっと残念…(これは私も同感…)。洗面台横に付属されていたボディクリームの香りがとても良く、浴衣風のパジャマも、着心地良く肌触りもgood!南国感があって、快適な滞在をサポートしてくれました。
駐車場は通常一泊1,500円ですが、今回は宿泊プランに特典として含まれており、無料でした。これも嬉しいポイントです。また、各フロアに製氷機が完備されており、焼酎やウイスキーの水割りを飲むのには必須の氷がいつでももらえるのは、とてもよかったです。電子レンジはホテル内どこにも使えるところがなく、お部屋ラウンジを計画していた私達には少し不便でした。お水は2日目はペットボトルを1本ずついただけました(なぜか初日はなし???)。とはいっても、お水も、製氷機が設置されているスペースに給水機が設置されているので、いつでもいただくことができます。ちなみに8階は、1830号室の前にあります。

ホテルディナー&部屋飲みで、贅沢とリラックスのいいとこ取り
旅の夜は、ホテルのレストランで優雅に過ごすのも良いものです。
ヒルトン沖縄瀬底リゾートにはいくつかのレストランがありますが、今回はホテルの2階にあるイタリアンレストラン「セマーレ」を選びました。1週間前予約限定のプランが2つあり、イタリアンレストラン「セマーレ」4500円(サラダかスープ、メイン、スイーツ、コーヒー)か「ステーキ&シーフード シスクグリル」のところで7000円。


落ち着いた雰囲気の店内でいただくお料理は、どれも見た目にも美しく、目でも舌でも楽しめます。私たちはグリーンサラダをそれぞれオーダーしたのですが、このサラダのボリュームが想像以上!新鮮な彩り野菜がたっぷり盛られていて良かったのですが、正直ちょっと多い感じ…。二人で食事するときは、一人はスープ、もう一人はサラダをオーダーしてシェアするのがおすすめです。


写真:沖縄県産鮮魚と魚介のカルトッチョ

写真:ローストポーク ゴルゴンゾーラソース
グラスワインは、「スパークリング」も「白」も「赤」も2000円。赤ワインはいい感じのグラスに入っていておしゃれな感じ。ボトルワインは10000円〜。スパークリングは11000円〜。私たちは、合計4杯いただいたのですが飲み足りなかったので、赤ワインのボトル1本を頼めばよかったなーと思っています。気軽にワインを楽しみたい方は、ボトルで頼む方がお得かもしれません。ちなみに、水は有料と無料があってどちらにするか聞かれます。
たまたま私の誕生月だったのですが、パートナーがこっそりレストラン側に伝えてくれて、花火付きのケーキプレート(無料)をサプライズで提供してくれました!とっておきの演出もあって記憶に残るディナーとなりました。

今回の食事は、特典の「100ドルクレジット」を使って、実際の会計は17000円ほどでしたが、100ドルクレジットを使い、2700円の支払いで済みました。
ちなみにホテルクレジットを使う際は、ヒルトンオナーズの割引特典は併用不可だそうです。
そして、私達のもう一つの楽しみは「お部屋でラウンジ」です。ホテルのバーやラウンジも素敵ですが、今回は地元スーパー「サンエー」で調達した沖縄食材で、部屋に”プチラウンジ”を作ってみました。近くに「BIG(イオン系列)」もありましたが、2つの店舗に行ってみて「サンエー」のほうが少しお値段的に優しめだったのと、お惣菜の種類も「サンエー」のほうが充実していたので旅行者には「サンエー」のほうがおすすめです。

購入したのは、地元産のぷちぷち食感が楽しい「海ぶどう」、しっかりとした味わいの「島豆腐」、そしてなにかのコンテストで授賞したらしい沖縄そばを使った「塩焼きそば」、これに、沖縄の定番泡盛「残波白」を合わせて、沖縄の味覚を堪能しました。

お部屋でゆったりと、地元食材をいただきながら夫婦で語らう時間。これが何よりのリラックスタイムで、観光で疲れた体も、美味しい地元グルメと泡盛で癒されました。
地元グルメを味わう楽しみ|もとぶ牧場&ポー玉で大満足
旅行の大きな楽しみは、なんといっても地元グルメ。お肉大好きの私が個人的に楽しみしていたのが「もとぶ牧場 本部店」でのランチと、手軽に食べられるご当地グルメ「ポー玉 」です。
「もとぶ牧場 本部店」では、沖縄県産のブランド牛「もとぶ牛」をいただくことができます。ランチタイムに伺い、ランチセットを注文しました。口に入れた瞬間に広がる、柔らかくジューシーなお肉の旨み。こんなに美味しい牛肉が食べられるなんて!と感動しました。


私達が注文したのは、赤枠で囲んである「上焼き肉ランチ」「三種盛り焼き肉ランチ」です。

2人で6,850円(ビールとノンアルを追加)ほどでしたが、このクオリティを考えれば大満足です。ランチで気軽に美味しい「もとぶ牛」を味わえるのでおすすめです。ビールは「生」と「瓶ビール」をいただきましたが、2杯飲むなら瓶ビールが「中瓶」なので「瓶ビール」のほうがお得です。ちなみに、ノンアルコールビールも沖縄ならではの「オリオンビール」でした。
そして、もう一つの楽しみが「ポー玉 」です。

沖縄のソウルフード、ポークたまごおにぎりの専門店「ポー玉 本部町店」を、「美ら海水族館」に行く途中で朝ごはんとして訪れました。営業時間は朝7時から夜8時まで、朝早い時間帯は比較的空いているのが嬉しいポイントです。ちなみに、空港内で見たお店は、30人ほどの行列ができていました。
ホテルでの朝食も魅力的ですが、たまにはこうして地元のお店でいただくのも旅の醍醐味です。事前にネットで本部町店の人気ランキングを調べていた私たちは、人気だという「ゴーヤの天ぷら」と「高菜」をチョイス。揚げたてサクサクの天ぷらと、絶妙な味付けの高菜が、ふっくら卵とスパムにベストマッチ!ゴーヤに関しては苦みはさほど感じることなく美味しくいただけました。


1つずつ購入して2人でシェア、お会計は1,060円。手軽なのに満足感があって、大満足の朝ごはんでした。他のお客さんは「もずくスープ」とのセットをオーダーしている人が多い感じだったので、もずくスープも美味しいかも?
観光は厳選して。美ら海水族館と瀬底ビーチを満喫
私が「一度も行ったことがないということ」と「ジンベイザメがどうしても見たい」ということで、沖縄観光の定番「沖縄美ら海水族館」へ。ホテルからも比較的近く、ドライブにはちょうど良い距離です。

入館前に、ホテルの方におすすめされた水族館最寄りのコンビニで割引チケット(1人180円お得)を購入しようとしたのですが、残念ながら販売が終了…。正規料金での入館となりました…。これは、旅先では「買える時に買っておく」が鉄則だと学んだ瞬間でした。皆さん、割引チケットは事前の購入をおすすめします!
気を取り直して水族館へ。初めて見た「黒潮の海」大水槽のジンベエザメは大迫力!優雅に泳ぐ姿に、ただただ見入ってしまいました。

マナティー館では、ゆったりと過ごす愛らしいマナティーがレタスを上手に前足?を使いながら食べている姿に癒され、「オキちゃん劇場」では、賢いイルカたちの楽しいショーに拍手でした。5頭のイルカたちがそれぞれのパフォーマンスを披露したり、最後は5頭の息ぴったりのパフォーマンスを見せてくれました。

そして、この日一番の貴重な体験は、1日3回の餌やりの中でも、朝9:30からのみ開催されるマンタの餌やりを見学できたこと!これは特別感があり、早起きして頑張った甲斐がありました(たまたまなんですけど…)。
水族館の後は、ホテルの目の前にある「瀬底ビーチ」へ。4月初旬だったこの時期は、残念ながら海水が冷たくて泳ぐのは少し肌寒かったです。ビーチには泳いでいる方もいらっしゃいましたが、寒がりな私達は断念しました。でも、驚くほど透明度の高い海と、白い砂浜は見るだけで十分感動です。干潮時には膝くらいの深さになり、ホテルの部屋からは、のんびりと浅瀬を散策して楽しむ光景もみてとれました。

移動も効率的に。レンタカー×マイルで賢く旅を楽しむ
今回の旅は、飛行機とレンタカーを組み合わせての移動でした。飛行機は2人で計2万マイルを利用して1,400円を追加する形で予約。こちらのマイルは、旅行好きの方に人気の「MARRIOTT BONVOY」カードのポイントをマイルに変えて利用。航空券代をかなり抑えることができて大助かりでした。
レンタカーは「楽天レンタカー」で予約。2泊3日で11,400円。今回の旅の愛車は「トヨタ AQUA」初めてのハイブリッドカーでした。今回移動したルートは、那覇空港近くのレンタカー店からヒルトン沖縄瀬底リゾート、美ら海水族館など、約200km強を走行し、ガソリン代は約1,500円でした。ハイブリッドカーの性能を目の当たりにして、次のマイカー候補にノミネートされました。高速代は往復で1,550円×2。ネットで調べた「ETCなし」の普通車の料金は1600円だったのですがなぜか少し安くすみました。
今回の旅では、ETCカードを忘れてしまい少し「お得」を取りこぼしてしまいましたが、レンタカーで自由に目的の場所へ移動できたのはとても良かったです。
夫婦二人の旅行なら、軽自動車よりも少しゆとりのある、ハイブリットタイプの小型車の方が、長距離移動が快適だと思います。
ランニング好きにも嬉しい!瀬底島の自然を感じる朝活コース
旅行中でも体を動かしたい!という方にも、瀬底島はぴったりです。晴れた日の朝は、ホテルを出て瀬底大橋を渡り、瀬底島を一周する約8kmのランニングコースがおすすめ。海の香りを吸い込みながら、爽快な気分で走ることができます。

走り終わったら、そのままホテルのプールへ直行できるのも嬉しいポイント。体をクールダウンしながら、プールを満喫できます。もちろん、プールに入る前に汗は流しましょう。
もし雨が降ってしまっても大丈夫。ホテルのフィットネスジムにはトレッドミルや筋トレ設備が整っており、室内でもしっかりと体を動かすことができます。旅行中の運動習慣も無理なく続けられる環境が整っていました。

まとめ|ヒルトン沖縄瀬底リゾートで心満たされる大人の夫婦旅
ヒルトン沖縄瀬底リゾートでの2泊3日は、まさに「大人の贅沢な時間」を満喫できる旅でした。慌ただしく観光地を巡るのではなく、美しいホテルでゆったりと過ごし、美味しい地元グルメを味わい、気になった場所にふらりと立ち寄る。そんな、私たち夫婦にぴったりの旅のスタイルを見つけることができました。
全室オーシャンビューの客室、充実した館内施設、美味しい食事、そして何よりスタッフの方々の温かいホスピタリティ。どれをとっても、心からリラックスできる環境でした。
もし、30代後半〜50代前半で、初めての沖縄旅行を計画している御夫婦やカップルの方がいらっしゃいましたら、ぜひヒルトン沖縄瀬底リゾートを拠点にしたゆったり旅を検討してみてはいかがでしょうか。きっと、心に残る素敵な時間になるはずです。