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ノヴァブラスト5、ソニックブラスト、マジックスピード4、ターサーRP3。実際に履いて走ってみると、同じASICSでも、足を包む感じや、ペースを上げたときの走り心地は違いました。
私が4足を使い分けるうえで重視しているのは、練習の目的と、自分が走ったときの感触です。ゆっくりジョグをする日、長めの距離を走る日、タイムを意識する日。それぞれの場面で感じた違いを、サブ4〜サブ3.5を目指す方のシューズ選びの参考として紹介します。
本記事の走行感・使用距離・プロフィールは、2025年時点の記録です。ソニックブラストは初代を扱っています。
1976年生まれ。2019年にランニングを始め、陸上経験はありません。2025年の原稿時点では、フルマラソン完走5回、自己ベストは3時間24分04秒でした。
平日は仕事をしながら、練習は週3日が中心。平日1日で10km、週末2日でシーズン中は40km以上、オフシーズンは30km以上を走っていました。普段のASICSのサイズは26.5cmです。
まず結論|私が4足を履き分ける練習シーン
最初に、私の使い分けをまとめます。下の表は、実際に使った場面と私の感触を整理したものです。
| モデル | 私が主に選ぶ場面 | 走って感じたこと |
|---|---|---|
| ノヴァブラスト5 | ゆっくりしたジョグ、距離を踏む練習 | 柔らかく、ジョグを楽しく感じる |
| ソニックブラスト(初代) | 長めの練習、ペースを変える走り | ノヴァブラスト5とマジックスピード4の中間に感じる柔らかさ |
| マジックスピード4 | テンポ走、10kmのタイムトライアルなど | フォームと着地を意識すると、ペースを保ちやすい |
| ターサーRP3 | 10km前後、スピード練習 | 軽快で、自分の脚で地面を蹴る感覚が強い |
同じペースでも、4足の感じ方は違います。ここからは、私が走ったときの感触と、使う場面をモデルごとに振り返ります。
4足で走って感じた違い
以下のペースは、私が走ったときの比較の目安です。計量写真は私の使用個体を量った当時の記録です。重さは写真に表示された値で、条件をそろえた比較試験としては確認できていません。
ノヴァブラスト5|ゆっくりしたジョグで感じた柔らかさ
ノヴァブラスト5は、ゆっくりしたジョグで、柔らかさを楽しみたいときに選ぶ1足です。私の場合、6:00〜5:30/kmくらいでは接地のクッションをとても柔らかく感じました。距離を伸ばしても足の疲れを感じにくく、ジョグそのものを楽しく感じられました。

5:15〜4:45/kmくらいまでペースを上げると、クッションの柔らかさは感じつつも、スピードを保つには自分の脚で前へ進む感覚が必要でした。4:30/km付近でも、弾む感触はありますが、鋭くペースを維持するには自分で走っていく感覚が残ります。
私にとっては、日々のジョグで履きたいと思える柔らかさが、このシューズの魅力です。速めの練習で感じたことも含めて、用途を考えて選んでいました。
仕様の補足:ミッドソール全面にFF BLAST MAXを採用しています。素材の仕様はASICSのメーカー発表で確認できます。
ソニックブラスト|長めの練習とペースを変える走りでの感触
初代ソニックブラストの柔らかさは、私にはノヴァブラスト5とマジックスピード4の間くらいに感じられました。






20km走った後の足の疲れ方も印象に残っています。私には、マジックスピード4より疲労感が残りにくく感じられました。
6:00〜5:30/kmくらいのゆっくりしたペースでは、プレートの働きを強く感じるわけではありませんでした。5:15〜4:45/kmくらいになるとペースの移行がスムーズに感じられ、ビルドアップ走で終盤にペースを上げる場面も良い感触でした。
30kmのテンポ走のほか、長くゆっくり走った翌日のジョグ、インターバル、ジョグ後の流しにも使っていました。私の場合は、長めの距離とペース変化のある練習の両方で出番があったシューズです。
仕様の補足:樹脂製のASTROPLATEを搭載し、ミッドソールは上層にFF TURBO SQUARED、下層にFF BLAST MAXを採用。ASICSのメーカー発表による仕様です。
マジックスピード4|ペースを意識した練習での感触
マジックスピード4は、タイムを意識する練習やレースで使っていた1足です。履いた印象は、見た目の厚底から想像するより硬めでした。ただ、前作のマジックスピード3と比べると、クッションを感じました。



私が進みやすさを感じたのは、5:15〜4:45/kmくらいのペースです。フォームと着地を意識すると、一歩が楽に進むように感じました。テンポ走や10kmのタイムトライアルでも、ペースを保ちやすい感触がありました。
4:30/km付近までペースを上げる場面でも、足が前へ進む感覚がありました。ゆっくりしたジョグよりも、ペースを意識して走るときに使いたいと感じるシューズです。
ソニックブラストと比べると、私には少し硬めに感じられます。柔らかさの好みも、使い分けるときに考えたい点です。
仕様の補足:前部から後部にカーボンプレートを搭載し、ミッドソール前部にFF TURBOを採用しています。アシックスジャパンの発表を参照しています。
ターサーRP3|短めの距離で感じた軽快さと接地感
ターサーRP3を使っていたのは、10km前後のランニングやスピード練習、タイムトライアルです。自分の脚で地面を蹴っている感覚が、4足の中でもはっきり伝わってきました。






5:15〜4:45/kmくらいではピッチを上げやすく、軽快に自分で前へ進む感触がありました。4:30/km付近では、路面をとらえるグリップと、ダイレクトな接地感が印象に残っています。
気になるのは、ほかの3足よりも着地の衝撃を強く感じることです。ゆっくり走っても接地感は直接伝わってくるため、疲労回復を目的にしたジョグでは、私なら別のシューズを選びます。
私にとっては、柔らかな履き心地よりも、短めの距離で軽快に走り、自分の脚で蹴る感覚を味わいたいときの1足でした。
仕様の補足:ターサーRP3は、FF BLASTのクッション材とPROPULSION TRUSSTICを備えています(ASICS公式商品説明)。クッションの感じ方は、ほかの3足と比べた私の感想です。
900km以上使ったノヴァブラスト5のソールを確認
ノヴァブラスト5は、2025年の原稿時点で使用開始から900km以上走っていました。ジョグで使ってきたシューズのアウトソールが、下の写真です。



写真では、ソールの模様が残っている部分がある一方、かかと周辺などには擦れも見られます。ここで示している900kmは私の使用記録であり、この距離を交換時期や、誰にでも共通する寿命の目安にはできません。
ほかの3足を同じ走行距離まで使った耐久比較は、この記事では示していません。特にソニックブラストは、2025年の原稿時点では使い始めて間もなく、長期間の耐久性はまだ分かりませんでした。
26.5cmで履いたサイズ感とフィット感
私が普段履いているASICSのサイズは26.5cmです。これまでの使用では、普段のサイズで違和感を覚えたことはありませんでした。ただ、同じサイズでも足を包む感じには違いがあります。
| モデル | 私が感じたフィット感 |
|---|---|
| ノヴァブラスト5 | 全体を柔らかく包んでくれる感じ |
| ソニックブラスト(初代) | マジックスピード4より少し柔らかい。踵のホールド感は大きな差を感じない |
| マジックスピード4 | ソニックブラストより少し硬め。踵のホールド感はほぼ同じに感じる |
| ターサーRP3 | しっかりタイトにホールドされ、地面を感じやすい |
私の26.5cmでの経験が、そのまま皆さんのサイズ選びの答えになるわけではありません。普段と違うメーカーから選ぶ方や、フィット感が気になる方は、試着して足幅・甲・踵の収まりを確かめて選んでください。
まとめ|私が重視したのは練習に合う履き心地
4足を履いて感じたのは、ジョグで心地よい柔らかさと、ペースを上げたときに求める感触は、私の中でも違うということです。長く走った後の疲れ方や、自分の脚で地面を蹴る感覚も、使い分ける理由になっていました。
まずは、普段いちばん多い練習と、そこで欲しい履き心地を考える。そのうえで、ペースを意識する日や短めの練習に必要な役割を見ていくと、4足の違いを整理しやすくなります。私の実走感が、自分に合いそうな1足を考える材料になればうれしいです。
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販売価格や取扱いは変わるため、現在の情報は各販売ページでご確認ください。
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