
初めての“極上”関西旅へ
この記事を読んでわかること:
- 大阪・京都・滋賀を巡る夫婦向け3泊4日のプチ贅沢な旅プラン
今回は、大阪で夜景とディナーを楽しみ、京都でブランチ、最後に滋賀で琵琶湖を楽しむプランにしました。
- 滋賀マリオットの魅力(琵琶湖ビュー、落ち着いたホテルステイ)
滋賀県・琵琶湖の湖畔にたたずむラグジュアリーホテル「琵琶湖マリオットホテル」。湖を望む絶景の客室や温泉、プール、そして多彩なアクティビティが楽しめる人気の宿です。
- 旅を彩るグルメスポット(大阪ディナー、京都「三重人」)
大阪ステーションホテルの絶景と素敵なひととき、京都で偶然見つけた三重の地酒を堪能できるお店の紹介です。
大阪ステーションホテルで非日常のディナーを

大阪へ到着したその日、私たちは大阪ステーションホテルの「THE-MOMENT GRILL&DINING」で素敵な時間とディナーを堪能しました。グラスシャンパン付きでフリーフローのコースを選択。チョイスメニューには前菜・魚料理・肉料理各1品、さらにキャビアステーションや豪華なビュッフェが含まれたお値段は15,000円。沈む夕日と夜景を眺めながら、夫婦二人でゆっくりと心がほどけるようなひとときでした。



京都「三喰撰酒 三重人」で三重の味とお酒を楽しむ

翌日は、ブランチで京都駅地下「ポルタ」にある「三喰撰酒 三重人」で昼飲み開始。日本酒は「裏・半蔵」「作 穂乃智」「裏・颯」などを味わい、特に「作 穂乃智」の純米の優しい香りと旨味に魅了されました。

料理は「大トロの刺し身」「蛤のだし巻き玉子」「松阪牛のサイコロステーキ」と、どれも素材が生きた逸品ばかり。日本酒好きな方にはぜひ訪れてほしいお店です。
当日は残念ながら品切れでしたが、運が良ければ「而今」にも巡り会えるかもしれません。

琵琶湖マリオットホテル―壮大な琵琶湖と時をゆっくりと感じられる空間へ
京都から滋賀へ移動し、JR堅田駅からシャトルバスでたどり着いた滋賀マリオットホテル。
2017年にリブランドされた館内は洗練された雰囲気で、外観はリゾートらしい落ち着きがある建物でした。
エントランスでいただいたデトックスウォーターとルイボスティーに、暑さも癒されました。

宿泊費用の目安
琵琶湖マリオットホテルは時期によって料金が変動します。
実際の料金は日付・部屋タイプ・食事有無や繁忙期、閑散期によって変わるため、公式サイトや予約サイトで確認するのがおすすめです。ちなみに今回は後述していますが、2泊:49,823円でした。
客室の魅力
琵琶湖マリオットホテルには全274室の客室があります。
- 和室タイプ:畳敷きでファミリーやグループに最適
- 洋室タイプ:シンプルで落ち着いたインテリア
- 露天風呂付きプレミアムルーム:琵琶湖の絶景をプライベートに楽しめる贅沢空間
- スイートルーム:広々とした空間に、特別感を演出するインテリア
客室と琵琶湖ビューに心がほどける
宿泊したのは816号室の角部屋・デラックスルーム。今回は残念ながらアップグレードはありませんでしたが、お部屋は十分な広さを感じられます。落ち着いた色調のインテリアに、壁には琵琶湖の自然をイメージした装飾がほどこされていました。

ベッドはシモンズ社製で、程よいフィット感が心地よく、 ベッドサイドにUSBポートが無い分、充電器の準備があるのはさりげないホスピタリティだと感じました。
窓から見える琵琶湖の朝景色は、天気もよく琵琶湖の水面に太陽の道が見える美しさでした。
日中は、雰囲気といい景色といい、ワーケーションにもぴったりな環境だと思いました。作業に煮詰まったときに雄大な琵琶湖をみて、珈琲をいただきながら気分転換して、また仕事に集中する。そんな贅沢もおすすめです。

ラウンジで夫婦で楽しむカクテルタイム
プラチナエリート特典で利用できるラウンジは、11時から22時まで解放され、16時からアルコール提供が始まります。スパークリングワインを一足早くいただいた私たちは、本日のカクテルだった、「ネグローニ」と「カンパリ・オレンジ」をバーテンダー(ホテルの方?)に作ってもらい、穏やかな空間でワインやビールを頂きました。アサヒビールのトルネード・ディスペンサーもあり、数種類のワイン、日本酒も楽しめます。獺祭の炭酸水があり、最初はお酒と勘違いして大盤振る舞いかと驚いてしまいました笑。


朝食は滋賀の味と共に始まる1日

12階の「Grill & Dining G」でいただく朝食は、和洋そろったビュッフェに地元滋賀の名物が並びます。「赤こんにゃくの土佐煮」「ワカサギの佃煮」などがずらりと並ぶ中、テーブルオーダーで定番のオムレツの他に「トリュフオイルと岩塩のオムレツ」や「チーズオムレツ トマトとバジルソース」、「滋賀県郷土料理 日野菜の漬物のオムレツ」などもいただけます。

私自身は「近江米コシヒカリの茶粥」を中心に和食をいただきました。

朝の琵琶湖をジョギング—身体も心も軽く
晴れた朝は、ホテル周辺をジョギング。
6.5km地点にある紫式部の歌碑「わらべの浦」に立ち寄ると、風に揺れる湖畔の景色に心がやすらぎます。ホテルの設備(スポーツセンターやプール)も充実していますが、私はこの自然と穏やかな琵琶湖を肌で感じられる湖畔のランニングに価値を感じました。

(歌碑「わらべの浦」)
宿泊者専用の館内施設も充実。主な館内施設はこちら
インドアプール(温水、ファミリーにも人気)
24時間ジム(マシン完備)
スポーツ施設:テニスコート、バスケットコート、卓球、ビリヤード
プラネタリウム:雨の日でも楽しめる大人から子どもまで人気の施設
その他、滞在中はホテル内外で楽しめるアクティビティが多数。
レンタサイクル:湖岸を走るサイクリングは爽快感抜群
釣り体験:琵琶湖ならではのアクティビティ
スポーツ体験:テニス・バスケ・卓球で気軽にリフレッシュ
周辺観光:少し車で移動して比叡山延暦寺や、ラ コリーナ近江八幡(クラブハリエ)へ
今回の旅のリアルな費用内訳
出発地は福岡の博多で、今回の旅でかかった金額は 約160,000円。以下はおおよその内訳です。
- タクシー:1,390円(行き)/1,430円(帰り)
行き(自宅〜最寄り駅)、帰り(最寄り駅〜自宅)
公共の交通機関で移動することで、移動の時間もお酒を楽しむことができます。
- 電車:270円×2、290円×3×2、580円×2、410円×4、340円×2、400円
主に大阪市内、大阪〜京都は電車で移動
- 新幹線+京都ホテル:66,000円(1人あたり3,000円の宿泊)
博多から京都までの新幹線のチケットとホテルの宿泊がセットになった「JRホテルパック」を利用しました。実質、博多〜新大阪の往復の片道料金は約15000円くらいなのでホテル代が一人一泊、約3000円になってかなりお得でした。
- 昼食:新幹線内2,600円、京都4400円
行きの新幹線では博多駅でお酒と食事を購入。京都は駅の地下街で昼飲みです。
- 大阪ディナー:28,600円
「一休」のサイトで予約することで、割引が適用され少しでもお得に、贅沢なひとときを味わえます。
- 滋賀マリオット2泊:49,823円
マリオットの公式サイトで予約、マリオットのゴールド医会員以上であれば、運が良ければアップグレードされるかも。繁忙期や閑散期で値段は上下しますので確認は必要になります。
- お土産・新幹線でのご飯など:2,280円
帰りの新幹線でビールとお弁当。パートナーはお腹がいっぱいという事で私だけ。お土産は必要最低限に。
まとめ:
滋賀マリオットでの静かで穏やかな時間、窓に映る琵琶湖の朝、大阪の夜景をバックに味わうディナー、三重の地酒と地元料理との出会い、心地よいカクテルのひととき…。3泊4日の夫婦旅は、「静寂」と「贅沢」を感じられる心地よい時間でした。
移動は、新幹線とホテルのセットプランだからこそアクセスはスムーズ、旅の時間をゆったり味わえます。そしてなにより、無理のない手が届く価格で、ワンランク上のホテルステイが叶ったことには心から満足しています。
もし「2人で贅沢なディナーを頂き、優雅な時間を過ごしたい」「初めて琵琶湖を訪れて琵琶湖の景色、雄大さを感じたい」という方には参考になるかと思います。余韻にたっぷり浸りながら、「また」行きたくなる、そんな大人の上質な旅がここにはありました。